喪中のとき寒中見舞いで結婚報告/出産報告をする場合の文例は?

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結婚や出産を年賀状で報告しようと思ったら身内の不幸で喪中に…、
というケースは意外に多いようですね。

こういった場合、松の内を過ぎてから送る寒中見舞いで報告してはどうか?と思いますよね。
でもどういう文面にしたらよいのか難しいですよね。

参考になる考え方や文例について紹介について紹介します。

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寒中見舞いの意味

寒中見舞いは、寒中の寒さの厳しい時期に相手を気遣ってお見舞いを申し上げる挨拶です。

寒中とは「小寒」から「大寒」の間を指すもので、寒の入りである1月5日ごろから立春の前日までのことです。
ちなみに寒中見舞いは松の内が過ぎてから送ることが一般的で、1月7日以降(地域によっては1月15日以降)に送ります。また立春の前に届くようにするには1月中に投函した方がよいと思います。

このように、本来「寒中見舞い」とは喪中と関係ないものなのですが、特に喪中で年賀状を出せない代わりに「寒中見舞い」を出すようになりました。

では寒中見舞いに、結婚や出産の報告を兼ねても良いのでしょうか?


結婚/出産報告を兼ねた文例

寒中見舞いのメインは相手へのお見舞いですが、自分の近況を報告をつけ加えることは問題ないと思います。

ただ喪中の場合、結婚や出産というおめでたいことを祝える状況ではないので、伝え方も控えめにした方がいいと考えます。

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【文例1】
寒中お見舞い申し上げます。
厳しい寒さが厳しくなっておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
本年も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます
追伸、昨年○月に長男を出産し、おかげさまで皆無事に過ごしております。

【文例2】
寒中お見舞い申し上げます。
寒さが一段と増してきておりますが、皆様にはおかわりございませんでしょうか。
私事ですが、昨年○月に結婚いたしました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
寒さ厳しい折柄、お身体にご自愛下さい。

寒中見舞いに使う葉書には、写真なども載せない方がいいでしょう。


報告をメインにしたいなら分ける

この文例では、寒中見舞いに付け加える形で結婚/出産報告をしています。
ですが報告をメインにしたい場合、寒中見舞いという形をとらずに別途報告する形にした方がいいと思います。

特に写真を載せたい場合は、寒中見舞いですとお見舞いなのかお披露目なのかわからなくなってしまいます。
それならば、結婚写真やお子さんの写真の載った葉書を別途送った方が好ましいです。

こういった報告は、親しい間柄の相手に送ることが多いのですから、「年賀状が出せなかったので」と一言付け加えればいいと思います。


まとめ

結婚/出産報告を寒中見舞いに付け加えるのはいいですが、喪中葉書には間違ってもつけ加えないでください。
喪中葉書は、あくまで年始の挨拶を欠礼することのみ伝えるようにしましょう。

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