鏡餅がカチカチに…食べ方は?固い餅をどうやっておいしく食べる?

お正月の三が日が過ぎ、松の内が終わったら鏡開きですね。

鏡開きは、一般的に1月11日、また関西など幕の内が15日までの地域では15日に行われます。

お供えしてあった鏡餅を下げて、食べることで年神様の力を分けていただき1年間の無病息災を願う行事です。

鏡餅はお汁粉やお雑煮、またはかき餅などにして頂くことが多いと思います。

そこで問題なのは、乾燥してカチカチになった鏡餅をどうするかですよね。

最近はスーパーで真空パックされた鏡餅も売っていて、これならパックを開けるまでは乾燥してしまうことはありません。

でも昔ながらの鏡餅の場合、

乾燥してカチカチに固くなったお餅をどうやって小さくするのか?どうやって食べられる固さにするのか?

と頭を抱えているのではないでしょうか…。

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カチカチ鏡餅は切るのではなく割る

乾燥してカチカチに固くなっている鏡餅は、なかなか包丁では切れません。

そこでどうするかというと、割るのです。そもそも鏡開きの「開き」は割ることを意味しています。

木槌や金槌で鏡餅を叩いて割っていきます。

最初は少しずつ叩いていき、ヒビが入ったところで思いっきり叩くとはじけるように割れていきます。一口大の大きさまで割っておくと、後で調理がしやすくなります。

そもそも鏡餅は切ってはいけないもの

でも実はですね、

そもそも鏡餅を叩いて割るのは、包丁じゃ切れないからじゃなくて、年神様の依代である鏡餅を「切る」のは縁起が悪いから「叩いて割る」ものとされているんです。

「切る」のがダメで「叩く」のはいいのか?と思うかもしれませんが、そいういうことではありません。「切る」という言葉は『縁を切る』など、縁起が悪い言葉とされていることから、「年神様の依代で縁起物である鏡餅を切るのはダメ」ということなんです。

さらに「鏡開き」の『開き』も、「割る」より「開く」の方が縁起がいいので使われているわけです。

スーパーで売っている真空パックの鏡餅なら切れるけど

そういう意味では、スーパーで売っている真空パックの鏡餅なら包丁で切ることはできますが、鏡開きの意味を考えると実は包丁で切るのは好ましくないわけですね。

でもパックの鏡餅は乾燥していないので、逆に叩いても割れませんから切るしかないです。実際、パックの鏡餅が入っている箱には、「鏡餅の切り方」なんて説明が書いてあり、包丁での切り分け方が載っているものもありますし。

もちろん切らずに「電子レンジや鍋で煮て温めて柔らかくしてから適当な大きさにちぎる」という方法はありますけども、そこまでするか?っていう話もありますよね。

この辺は時代が変わっていることもありますから、どこまで気にするか?だと思います。

本来は『切るものではないもの』というのをわかった上で、無理せずやれる方法を選ぶんでもいいと思うんです。

鏡餅のガンコな固さは水に浸すか熱を加える

さて話を戻してカチカチ鏡餅ですが、叩いてもなかなか割れない場合は中心の方が乾燥しきっていない状態です。完全に乾燥していないときれいに割れません。

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この場合は、叩いて割ることをあきらめて、水に浸しておくか、熱を加えて柔らかくします。

カチカチ鏡餅を水に浸してやわらくする方法

大きめのボールに水を入れお餅をしばらく浸しておきます。鏡餅が丸ごと水に浸るように大きめの容器を用意してください。

浸す時間はお餅の大きさにもよりますが、小さいもので4~5時間、大き目のもので半日程度浸しておきます。

手で砕ける固さになりますので、一口大の大きさに砕きます。

水に浸すだけでは厳しい場合は熱を加えます。

鏡餅も熱を加えれば餅は再び柔らかくなる

水に浸してもなかなか細かく砕けない超頑固な鏡餅の場合は熱で柔らかくします。

電子レンジで温めるか鍋で煮るかですが、電子レンジの方がオススメです。

鏡餅に水分が残っているうちにラップをかけて電子レンジで温めます。このとき鏡餅を丸ごと柔らかくしようと一気に温めすぎると、外側がどろどろになってしまいますから注意が必要です。

30秒ずつくらいで様子を見ながら、場合によっては柔らかくなってきた部分だけちぎって、残った部分をもう1回やるつもりくらいがいいかもしれません。

鏡餅とラップの間にクッキングシート(紙製のやつ)をはさんでおくと、お餅がどろどろになってもラップにくっつかなくて済むのでオススメです。

柔らかくなったお餅は、食べるサイズにちぎっていきます。

鏡餅を一気に食べてしまうなら、ある程度柔らかくなるまで加熱してもいいですが、残しておくのであれば、ギリギリ手でちぎれるくらいの柔らかさにしておきましょう。

鍋で煮ると柔らかすぎてベトベトでになる

昔ならの鍋で煮る方法ですが、こちらは鏡餅が水分を吸いすぎてしまい柔らかくはなりますがベトベトになって食感もなくなってしまいます。

やっぱりお餅はある程度モチモチした食感があった方いいですよね。ですので電子レンジを使う方法をオススメします。

急いで鏡開きをして即食べるなら

鏡餅を水にくぐらせて、ラップをして電子レンジで温めるだけでも手でちぎれる程度まで柔らかくすることができます。

水に浸しておかないので水分が少なくて中心の方が柔らかくならないかもしれないですけど、そのときはもう一度水にくぐらせるのを繰り返して温めてください。

電子レンジで温める際、やはり短めの時間で様子を見ながらにしてください。

水分が残っている状態で電子レンジにかけるか鍋で煮ます。

この場合、熱を加えすぎると餅が柔らかくなりすぎてデロデロになってしまうので注意が必要です。

電子レンジの場合も鍋で煮る場合も、少しずつ様子を見ながら時間をかけて温めましょう。

まとめ

小さくしたお餅は、お汁粉やお雑煮、かき餅などで食べるのが一般的だと思います。あとは餅巾着にして煮ても美味しいです。

お汁粉やお雑煮に入れるお餅は、電子レンジで柔らかくしたままでもいいのですが、やはり表面を香ばしく焼いた方が美味しいですよね。

また、かき餅を揚げる場合、お餅の水分をよく切っておくのを忘れないでくださいね。水分が残っていると油がはねて危ないです。

鏡餅は年神様の依代になっていたものです。鏡開きで鏡餅を美味しく食べて、年神様のパワーを頂きましょう。

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