今では全国で有名な「岸和田だんじり祭」ですが、9月だけでなく10月にもあると聞いたことありませんか?
正確には、10月にある岸和田市のだんじり祭のことを「岸和田十月祭礼」と呼び「岸和田だんじり祭」とは言わないんですね。
「岸和田だんじり祭」は、岸和田城下とその周辺の旧市と呼ばれる地区のだんじり祭を指します。
さて、「岸和田だんじり祭」と「岸和田十月祭礼」、どちらを観に行くといいでしょうか?
岸和田だんじり祭について
岸和田市の旧市(岸和田城下とその周辺)で行われる「岸和田だんじり祭」は、テレビで紹介されてから有名になり、全国から観客が来るお祭りになっています。
その観光客の数は毎年大変多く、見どころの「やりまわし」が見れる曲がり角では身動きが取れないほどです。
同日に開催される「春木だんじり祭」と合わせると(「岸和田九月祭礼」と呼ばれます)、日本トップクラスの規模を誇るお祭りになり、出店も数多く出ています。
だんじりもお祭りも楽しむのなら、「岸和田だんじり祭」でしょう。
「岸和田だんじり祭」の日程は、9月の敬老の日の直前の土曜日曜です。
2014年は、9月13日(土)~9月14日(日)ですね。
岸和田十月祭礼について
岸和田市の旧市地区、春木地区以外の6地区のだんじり祭は10月に行われます。
それぞれの地区の規模は「岸和田だんじり祭」と比べると小さくなります。地区によっては、出店も無かったりするほどです。
ですが岸和田市のあちらこちらで行われているので、だんじりを観るスポットがたくさんあります。
観客もあちらこちらに分散されますから、絶好のポイントで観ることもできるわけですね。
また、残暑も終わり気候も良くなっている頃です。
だんじりそのものをじっくり見るのであれば、「岸和田十月祭礼」でしょう。
「岸和田十月祭礼」の日程は、10月の体育の日の直前の土日です。
2014年は、10月12日(土)~10月13日(日)ですね。
まとめ
有名なお祭りとしてのだんじり祭を見に行くのであれば、9月の「岸和田だんじり祭」を見に行きましょう。
一方で、だんじりの醍醐味である「やりまわし」 などだんじりというものをじっくり堪能したいならば、「岸和田十月祭礼」を見に行きましょう。
どちらにしても、だんじりの豪快な曳きだけでなく、だんじりに施された精巧な彫刻もしっかりと見て下さいね。