北海道日高群新ひだか町にある二十間道路。この二十間道路には美しい桜並木が直線で7kmにもわたって咲き誇ります。
日本を代表する桜の名所「桜の名所百選」にも選ばれている静内の桜。
5月には約20万人もの花見客が訪れます。
ここでは静内二十間道路の桜について紹介します。
北海道新ひだか町の静内桜 開花はいつ頃?
静内の桜の約7割がエゾヤマザクラ、その半数以上は樹齢80年を超えています。
例年ゴールデンウィークの中盤以降に開花します。
2017年は、Weathernewsによると開花は5月4日、満開は5月7日~と予想されています。
二十間道路の桜の開花に合わせて「しずない桜まつり」も開催されます。
しずない桜まつりでは、地物の方々などによる出店があり、桜ようかん、桜まんじゅう、桜うどんや桜の押し花クラフトといった新ひだか町でしか入手できないものが販売されます。
この他、桜まつりの期間だけ限定で発売されるビールもあります。
静内桜 見頃になるのは?
5月7日に満開となる静内桜の見頃は、ゴールデンウィーク後半ですね。
ゴールデンウィーク終盤と重なる5月6日~7日の週末、二十間道路までの道路は花見客でたいへん混雑しそうです。
札幌方面から向かう場合、ひどい時には門別あたりから渋滞が始まることもあるようです。
裏道としては道道351号から道道1026号を使う経路を利用するルートがあります。
静内の桜がある二十間道路とは?
二十間道路とは、桜並木の幅がちょうど二十間(約36m)あることからこう呼ばれるようになりました。
この二十間道路は、「桜の名所百選」だけでなく、「日本の道百選」、「新・日本街路樹100景」、「第11回花の観光地づくり大賞」などにも選ばれています。
二十間道路は、昔宮内省の御料牧場があり、これを視察する皇族の行啓道路として造られたものです。
大正5年から近隣の山に自生していた桜を移植し、桜並木となりました。
まとめ
二十間道路は桜が有名ですが、実はコスモス(秋桜)も見ごたえがあります。
春と秋の両方を訪れると、違った趣がありそうですね。