※2018年4月2日開花状況更新
伊勢本街道から真福院への参道1.5kmにわたりヤマザクラ約500本の見事な並木道が続く、棚田に映る桜でも有名な三重県津市の「三多気の桜」(みたけのさくら)。
「日本桜名所100選」にも選ばれている桜です。
ここでは三多気の桜について紹介します
三多気の桜の開花はいつごろ?
2018年4月6日現在、多くの桜はもう散り始めてしまいました。かろうじて遅咲きの桜が満開の状態です。
今週中には全体的に満開を迎えそうですから、見頃は4月7日・8日の土日でしょうか。
やや標高が高いためか、三重県の中では遅めですね。
三多気の桜は高低差があり、下から順番に咲いていきます。
このため、場所によって桜の開花や満開の時期がずれていき、比較的長い間花見を楽しむことができます。
狙うタイミングとしては、藁葺屋根民家や棚田の辺りが7分咲きを過ぎた頃合いが良いですね。
特に棚田に映る桜は、なかなか他の場所では見ることができません。
この棚田ごしに桜を観ることができるポジションは、撮影スポットとして三多気の桜の最も人気のある場所です。
実はこの場所、地主の方の御好意で撮影する観光客のためにわざわざ提供してくれているのです。
おかげで毎年多くの人がここで、棚に映り込む桜の写真を撮るべく三脚を設置してしています。
三多気の桜 アクセスは?
三多気の桜の住所は、三重県津市美杉町三多気204となります。
電車であれば、JR名松線「伊勢奥津駅」で下車、「名張駅方面行」のバスに乗り約10分の「杉平」停留所より徒歩5分程度です。
また、伊勢奥津駅前にある『コルチカムの里』(TEL:059-261-1660)では、電動アシスト付き自転車をレンタルすることもできます。伊勢奥津駅から「三多気の桜」まで5km程度ですから、天気が良ければサイクリングも気持ちがいいかもしれませんね。電動アシスト付き自転車ですから、上り坂もへっちゃらです。
車ならば、紀勢自動車道「勢和多気IC」から国道42号を経由して368号線に入り約60分、または名阪国道「上野」交差点から国道368号線に入り約70分です。
三多気の桜の駐車場はたくさんある?
三多気の桜には、150台分の駐車場があります。
平日であれば余裕があるのですが、週末となると混雑し満車になることもあります。
特に4月14日(土)~15日(日)は三多気桜まつりが開催される予定になっており、まつり期間は特に混雑することが予想されます。三多気桜まつりの二日間は数キロ離れた「フットパーク美杉」に駐車場が用意され、三多気の駐車場に停められない場合はこちらに車を停めシャトルバスで三多気に向かうことになりますのでご注意を。
フットパーク美杉発のシャトルバスは9時から14時30分、三多気からフットパーク美杉行きの最終は16時となっています。
2018年は当初の予想より開花がだいぶ早まっていますから、桜の見頃の時期と三多気桜まつりのタイミングが合わなくなりそうですね。見頃予想の7日(土)~8日(日)は、「フットパーク美杉」とのシャトルバスは今の所予定されていないので、駐車場がかなり混むかもしれません。早めの出発がいいようです。
まとめ
三多気桜まつりでは、屋台が出たり、地元住民によるバザーなどが開催される予定になっています。
また、また、夜桜広場ではライトアップも実施されるので(4月1日(日)~22日(日)19時~21時)、夜桜を楽しむこともできるようです。