成人式で初めてまともにスーツを着る方も多いのではないでしょうか。
まわりよりもかっこよく目立ちたい、と思っている方も多いはず。
どんなスーツのコーディネイトをすればいいのでしょう?
成人式のスーツをどう着るか?筆者の知識と考えまとめてみました。
スーツの着こなしの基本
スーツ選びや着こなしの基本は以下の通りです。
- 1着目のスーツならダークスーツ(無地の濃紺やチャコールグレー)
- 2着目なら細いストライプの入ったものでもいい
- 二つボタンが無難
- 上着は体にフィットしたものを(少し窮屈なくらいが丁度いい)
- スーツの袖はシャツの袖が2~3cm出るくらいの長さ
- セーターやカーディガンを下に着ない、着るならベスト
- シャツが白無地ならネクタイの選択肢が広がる
黒いスーツが流行っていますが、あれは服飾業界が流行らせているだけです。
黒のスーツは本来夜遊び用なので、避けた方が無難です。
腕を伸ばした状態で、袖から2~3cmシャツを出すのが正しい着方です。
セーターやカーディガンを着てもしまうとシャツが隠れてしまいますし、それで上着が着れるようなら、オーバーサイズです。
スーツはシルエットが大事ですから、だぼっと着るのではなく、体にフィットさせましょう。
シャツが白無地ならば、ネクタイは赤系でも青系でもほとんど合います。
成人式のような晴れの場では、明るめの色がいいと思います。
以上がスーツ着こなしの基本中の基本なのですが、これだけだと目立たないのでは?と思う方もいると思います。
ですが、オシャレで良いスーツスタイルというのは、悪目立ちせず品よくまとまっていることなのです。
浮くの覚悟で目立つのも一つの答え
スーツ選びや着こなしの基本を説明しましたが、正直なところ成人式に出席するのはあなたと同じ歳の方々なので、スーツに関する知識もほぼ同程度だと思います。
そこへオシャレにまとまった着こなしをしていても、それに気が付いてもらえない、という可能性が高いです。
それならばいっその事、派手なスーツにして目立つことも一つの選択肢だと思います。
まわりから浮いてしまう可能性もありますが、とりあえず目立っておく、というのも成人式の思い出としてはアリだと筆者は思います。
成人式なら結婚式のようなマナーやタブーなどもありませんから、思い切ったこともできるかと思います。
ただこの場合、成人式で着たスーツは以降出番が無いかもしれませんが…。
スーツそのものよりも身のこなし
と、これまでスーツそのもののことについてお話ししてきましたが、スーツ姿をかっこよく見せるにはもっと大事なことがあると筆者は考えています。
それは、『スーツを着慣れる』ということです。
いくら高いスーツでも、いくらオシャレにコーディネイトしても、数えるほどしかスーツに袖を通していなければ、スーツを着こなすことはできません。
七五三の衣装のように、衣装に着られている感じになってしまいます。
スーツにはスーツの身のこなしというものがあります。
それはスーツを着た状態で動いてみないと身に付かないものです。
ですので、成人式の前からなるべくスーツを着て動いてみることが大事です。
そうすることで、成人式当日にスーツを着ても自然な振る舞いができ、周りのぎこちない友だちとは一味違う余裕が感じられるはずです。
それが実は「かっこよさ」につながるのだと筆者は考えます。
そしてスーツだけでなく、あわせてシャツやネクタイ以外の小物にも気を配りしょう。
- 靴はピカピカに磨いて履く
- 胸にはポケットチーフを入れる
- ベルトでなくサスペンダーをするのも小粋
- 靴下は間違っても白のソックスやスポーツソックスを履かない
まとめ
人生で一度しかない成人式。
大人として自分なりに自分を飾ってみるのは、いい思い出になると思います。
ステキな成人式になることを祈っています。