寸又峡は静岡県大井川の支流、寸又川の渓谷です。
寸又峡は「21世紀に残したい日本の自然百選」や「新日本観光地百選」にも選ばれている見事な景観です。
また寸又峡にかかる吊り橋『夢の吊り橋』は「死ぬまでに一度は渡りたい世界の徒歩吊り橋」の10位にランクインするほどです。
ここでは、この寸又峡や夢の吊り橋について紹介します。
寸又峡 紅葉の時期はいつごろ?
寸又峡は紅葉の名所としても有名です。
例年は11月上旬から12月上旬が見頃となっています。
2015年の見頃は、ウェザーニュースによると11月19日ごろからの予想になっています。
寸又峡の紅葉は、エメラルドグリーンに光る寸又川(大間ダム湖)の水面と紅葉のコントラストが非常に見ごたえがあります。
寸又峡までのアクセス バスでも行ける?
寸又峡へ車で向かう場合は、は国道362号線からアプローチします。
国道362号線から県道77号線に入り、寸又峡温泉を目指します。
国道362号線も県道77号線も山道で、道幅が狭くすれ違いが難しいところが何か所もあります。
このため、観光シーズンは一部区間で対面交通ではなく交互通行にする交通規制が行われます。
規制される区間は、国道362号線 元藤川地区(小井平)から崎平地区までの約2kmの区間と、県道77号線 奥泉地区まから寸又峡地区までの約10kmの区間となります。
2015年の紅葉シーズンは、11月1日から29日までの土・日・祝日(午前9時30分から午後5時まで)が規制実施日となります。
また、公共交通機関を利用する場合は大井川鉄道を利用します。
大井川鉄道で千頭駅まで行き、大井川鉄道バス【寸又峡温泉行】へ乗車します。
千頭駅から寸又峡まで約40分の行程となります。
ただ、バスの本数は少ないので、出発前に時刻表を確認することをお勧めします。
⇒大井川鉄道バスの時刻表(バスの時刻表はページの下の方にあります)
寸又峡夢の吊り橋には駐車場はある?
寸又峡にかかる高さ8m/長さ90mの夢の吊り橋へ行くには、寸又峡温泉から遊歩道「寸又峡プロムナード」を通って行きます。
車は寸又峡温泉までしか入れませんので、寸又峡温泉にある無料駐車場へ停めます。
「寸又峡プロムナード」は、温泉街から夢の吊り橋~尾崎坂展望台~飛龍橋を巡る遊歩道で、約1時間30分かけて寸又峡を周遊することができます。
寸又峡プロムナードを歩きながら紅葉を楽しめます。
ただ夢の吊り橋には、注意点があります。
まず観光シーズンは、夢の吊り橋が一方通行になります。
橋を渡り始めてから途中で引き返すことはできません。
次に、橋の定員が10名とされています。
既に10名が橋を渡っている時は、待たないといけません。
紅葉のピークで混雑している時期は、橋待ちの渋滞が発生します。
最後に夢の吊り橋を渡り終えた後、304段の急な階段があります。
この階段を上るのが意外に大変です。
足に自信がない方は、夢の吊り橋を渡るのは避けた方が無難です。
このように、吊り橋はちょっと怖い…、階段を上る体力に自信がない…、という方は夢の吊り橋へ向かわず、飛龍橋へ向かってUターンしましょう。
さいごに/まとめ
橋の中央付近で、恋のお願いごとをすると、その恋が叶えられると言われている夢の吊り橋。
じっくりお願いをするならば、混雑していない朝いちばんに訪れるのがいいかもしれませんね。