佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、佐賀県佐賀市で開催されるバルーン(熱気球)の国際的な競技大会で、競技バルーン80機を始めとする100機ものバルーンが参加するイベントです。
バルーン競技を見るだけでなく、動物や人気アニメのキャラクターの形をした気球を見たり、会場のうまかもん広場では佐賀のおいしい食べ物なども楽しむことができるイベントです。
バルーンフェスタの来場者は80万人を超え、日本だけでなくアジアで最大級のバルーンイベントとなり期間中にはJR長崎本線に臨時駅が設置されるほどです。
この佐賀インターナショナルバルーンフェスタへのアクセス手段についてまとめてみました。
電車でのアクセス
佐賀インターナショナルバルーンフェスタへ電車で行く場合、
JR長崎本線の「バルーンさが」駅下車、徒歩0分となります。
「バルーンさが」駅は、バルーンフェスタ開催期間中だけ
JR長崎本線の鍋島駅と久保田駅の間に設置される臨時駅になります。
JR長崎本線がちょうど会場の中心を横切る形で通っており、
「バルーンさが」駅は会場の真ん中に設置されます。
バルーンフェスタ期間中は5時台から19時台前半のほぼ全ての普通列車が停車し、
一部の特急電車も停車します。
また特急列車は、JR博多・長崎・佐世保からダイレクトにアクセスが可能になっています。
このようにバルーンさが駅は非常にアクセスの良い駅となっています。
ただ、バルーンさが駅はSUGOCA等のICカードには対応していないので、
切符を購入する必要があります。ご注意を下さい。
車でのアクセス
車での会場へのアクセスは、長崎自動車道の佐賀大和ICや多久ICが最寄のICとなります。
会場には4,000台を収容できる駐車場が用意されていて、
入口は国道34号線の嘉瀬大橋にあります。
この駐車場は河川敷にあるため、細長く出入り口が1箇所ずつしかありません。
また場所によってはメイン会場までかなり歩くことになってしまいます。
その上、土日祝日は早くから満車になってしまうほど混雑します。
こうなると、入出場にも非常に時間がかかるようになってしまいます。
このように会場にある駐車場は今一つ使い勝手がよくありません。
会場の駐車場以外にも会場周辺無料駐車場やサテライト駐車場が用意されます。
これらの駐車場を合わせると、土日祝日は7,000台以上を収容することができるようになります。
各駐車場からはシャトルバスが運行されています(有料)。
シャトルバスを使うのは少々面倒ですが、会場周辺無料駐車場や
サテライト駐車場の方が河川敷の会場の駐車場よりは車の出し入れが
スムーズに行えると思われます。
ただ、土日祝日の混雑で交通量が増えてしうと、
渋滞が発生したり競技運営の観点から会場周辺の一部の道路が通行止めになったり
することがあります。
こうなると、思うように車を動かすことができなくなってしまいますね。
おすすめはパーク&ライド
佐賀インターナショナルバルーンフェスタへ車で行くならば、
佐賀市郊外の大型駐車場を使ったパーク&ライドがおすすめです。
パーク&ライドとは、佐賀市郊外にある「吉野ヶ里歴史公園」「イオン(ジャスコ)江北店南側駐車場」「フレスポ鳥栖駐車場」へ車を停めて、そこから電車で会場まで徒歩0分のバルーンさが駅へ向かうことです。
バルーンフェスタの運営側からも推奨されているアクセス方法となります。
バルーンさが駅が会場とダイレクトにつながっているため、
会場内の駐車場でメイン会場まで延々と歩いたり、
市内の駐車場からシャトルバスに乗って会場へ向かうのと、
所要時間的にはほぼ遜色ありません。
その上車を出す際に長い時間待たされたり渋滞したりすることもありませんので、
帰りもスムーズになります。
是非、パーク&ライドを検討されてみてはいかがでしょうか?
最後に
会場は河川敷なので、未舗装であったり砂利の部分も多いので動きやすい格好が
いいと思います。また、朝昼夕で寒暖の差が激しいので、温度調節ができるよう
脱ぎ着が簡単な服装の方が安心です。
競技の一番の見どころは、会場からの一斉離陸です。
ただ競技の内容は、天候に左右されてしまうので
必ず予定通りに見れるわけではないのが難しいですね。
天気が良くても風などの条件次第で中止になってしまいます。
どちらかというと朝の方が天気は安定しているので、
午前の競技の方が見れる確率は高そうです。