ひな祭り、桃の節句の定番料理と言えば「ちらし寿司」ですが、合わせたおかずというか付け合せは何にするか悩みの種だったりしませんか?
ここでは、ちらし寿司に何を合わせるか和と洋の組み合わせを紹介します。
ひな祭りのちらし寿司に合わせた和の献立
桃の節句の祝い膳としての定番は、桜湯から始まって、ちらし寿司にはまぐりのお吸い物、焼き魚・お刺身・エビと鱚(キス)の天ぷらなどの魚料理に小鉢です。
ちらし寿司とはまぐりのお吸い物は、ひな祭りには欠かせない料理ですね。
焼き魚には鯛(小鯛)の塩焼きを使うことが多いですが、鰤や鰆なども使われます。
小鉢には、わかめの酢の物や、ワケギとアサリなどの貝類のぬたなどです。
この他、筑前煮などの煮物や茶わん蒸しが添えられます。
そして欠かせないのが「菜の花」です。
ちらし寿司の彩に散らしてもいいですし、おひたしや酢味噌和えや辛子和えにして小鉢として使ってもいいですね。
もしくは天ぷらにするという手もあります。
旬の青物を使って彩よく飾りたいですね。
ひな祭りパーティのメニューならちらし寿司と…
一方で、特に子ども向けにパーティっぽいメニューで、という場合もありますよね。
もしくは子どもたちを集めて実際のパーティを開くこともあるでしょう。
こういった場合の定番は、やはり唐揚げです。
子どもたちは唐揚げが大好きです。
唐揚げの他には、海老フライ、ポテトフライ、ローストビーフ、スペアリブやロールキャベツなども人気です。
グラタンやピザ、アスパラベーコン巻、サラダ類などと一緒にテーブルにならべれば豪華なパーティ料理のできあがりです。
この場合、デザートにはやはりイチゴを使ったケーキが鉄板ですね。
ちらし寿司がひな祭りの定番なのはなぜ?いわれは?
ひな祭りにちらし寿司を食べるようになったいわれは実はコレといったものがありません。
縁起のいい具材が使われるちらし寿司が桃の節句の祝いの席にふさわしいから、というのが多いようですが…。
海老(長生きを願う象徴)、豆(健康でマメに働ける)、蓮根(見通しがきく)などの具材が使われるからですね。
またたくさんの具材を混ぜて作られることから、成長しても食べ物に困らないように、といういわれもあるよです。
一方で、もう一つの定番「はまぐりのお吸い物」は、二枚貝はその対の貝としかぴったり合わないことから、「幸せな結婚」を願ってのことのようです。
まとめ
献立を考えるのは大変ですが、悩んだ分だけ楽しいひな祭りになると思います。
楽しいひな祭りになりますように!