鎌倉のあじさい寺と言えば「明月院」ですね。
鎌倉三大あじさい名所の筆頭にも数えられ、あじさいの季節は境内を埋める約2,000株のあじさいを観に訪れるたいへん多くの人で賑わいます。
ここでは、鎌倉のあじさい寺「明月院」について紹介します。
鎌倉のあじさい寺 明月院の混雑
あじさい寺と呼ばれる明月院のあじさいは、日本古来の種が多く、ほとんど青いあじさいです。
色々な色のあじさいも良いですが、「明月院ブルー」と呼ばれる青一色のあじさいも情緒があって素敵です。
また山の背に位置するので、より自然を感じられる立地となっています。
このあじさいの季節、明月院は大変混雑します。
日中の人出の多さは、新宿や渋谷ではないか?というほどです。
開門(8:30)の1時間前に着いても、既に開門待ちの列ができていることも。
10時ごろを過ぎて境内の中の人数が多くなると、入場制限が行われることもあります。
境内に入ると順路の通りに進んでいきますが、進みはかなりゆっくりになります。
明月院は入場料が必要なのですが、あじさいのシーズンは300円から500円にアップします。
鎌倉あじさい寺の見頃は?
鎌倉のあじさいは、例年6月中旬から下旬が見頃になりますが、明月院のある北鎌倉エリアは鎌倉の中では少し遅めです。
6月の下旬が見頃のピークで、あじさいの色づきもよくなります。
7月に入ってからもしばらく花はあるのですが上旬のうちに花の剪定が行われますので、あじさいを観るなら6月中に行かれた方が間違いないと思われます。
おススメの撮影スポットとしては、
- 山門付近
- 方丈にある月窓越しの景色
の2箇所がありますが写真撮影する人の数もすさまじく多いので、じっくり写真撮影をしたい方は朝一に行くことを強くお勧めします。
鎌倉あじさい寺のアクセスは?
明月院の最寄駅はJR横須賀線の北鎌倉駅になります。
北鎌倉駅から徒歩で10~15分程度の距離にありますが、看板がありますので迷うことはないと思われます。
それどころか混雑がひどい時には、北鎌倉駅付近から混雑しています。
鎌倉は慢性的な渋滞のある街ですから、特にあじさいのシーズンに車でのアクセスはお勧めしません。
さいごに
鎌倉三大あじさい名所に一つ成就院が2015年から2017年まで工事であじさいをお休みすることになっています。
このため、工事の期間明月院のあじさいは例年よりも一層混雑することも予想されるので、やはり混雑の覚悟は必要ですね。