シアバターは保湿効果や抗酸化作用がある天然由来の植物性油脂として有名になりました。
アフリカに生息している「シアの木」の種から採れ、ナイジェリアやガーナといった国で生産されています。
常温では固形なため、「オイル」ではなく「バター」と呼ばれています。
日本でのシアバターは肌の保湿効果が前面に出ていますが、傷跡や火傷を癒す効果もあると言われています。
シアバターの効果は傷跡にどのくらいある?
シアの木が生息しているアフリカ諸国では、シアの実からとった油脂分を古くから薬用にも使われてきたそうです。
例えば傷や火傷を負ってしまった時に塗り薬として活用してきたそうです。
シアバターに含まれているトリテルペンアルコールやアラントインといった成分に傷の修復や刺激の軽減、炎症を抑える作用をするようです。
また皮膚の新陳代謝を活性化させ肌の細胞の再生を促す作用も持っているので、傷跡をきれいにする効果があると言われています。
ニキビ跡のクレーターを目立たなくする効果も期待できます。
冬場の水仕事によるひどい手荒れの改善も体感できます。
シアバターの効果は日焼け止めも
シアバターに含まれるケイ皮酸のエステルが紫外線を吸収するので、紫外線からのダメージを軽減することができます。
ちょっとした外出程度ならばシアバターだけでもある程度紫外線から肌を守る効果が期待できます。
ただ、市販されている日焼け止め商品ほどの日焼け止め効果はありませんので、夏のビーチでの使用はお勧めできません。
市販の日焼け止めの下地としてシアバターを塗ると、日焼け止め効果を高めることができます。
シアバターの使い方
シアバターは常温では石鹸のように固いです。
本当にこれを塗ることができるのか?というくらい固いです。
ですが、爪の背ですくい手のひらに取って温めると、溶けてオイル状になってきます。
オイル状になってから塗ります。
温めるひと手間がかかってしまいますが、シアバターは持ちがいいので何度も塗り直す必要がありません。
そう考えると、使い勝手は良いのではないでしょうか。
また、シアバターは微量ですがアレルゲンを含んでいるものもあります。
ですので、使い始める前にパッチテストなどで肌に悪い影響がないか確認しておいた方がよいでしょう。
まとめ
シアバターを最初に広めたのはロクシタンとも言われていて、ロクシタンからも缶に入ったシアバターが販売されていますね。
ロクシタンのものだけあって、人気も高いようです。
一方で、アマゾンで売られているspa hinokiのオーガニックシアバターが、ベストセラー1位になる程の人気商品で、「ロクシタンのものよりもコスパも優れている」「サイズが丁度いい」などのレビューで高評価を得ていますね。
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