新生姜の甘酢漬けの切り方は?辛い場合はどうする?効能は?

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初夏のこの時期、店頭に並ぶ新生姜。
この新生姜の甘酢漬けが、寿司屋さんの「ガリ」ですね。

家庭でも簡単に作れる新生姜の甘酢漬けですが、細かいレシピは色々あるようです。

ここでは新生姜の甘酢漬けについて、切り方や茹で方のポイントについて紹介します。

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新生姜の甘酢漬けはスライス必要?切り方は?

新生姜の甘酢漬けのレシピには、新生姜を丸ごと漬けるレシピもありますが、多くのレシピは薄くスライスしてから甘酢に漬けるものです。薄くスライスしてから漬けた方が辛味も抜けやすいですし、漬け込む時間も短くて済みます。

新生姜を薄くスライスする際は、繊維に沿って縦に切るのが一般的です。縦に切ることで新生姜の繊維が残り、これがシャキシャキした食感になるのです。やわらかい新生姜ならでは食べ方ですね。

スライスする薄さは好みにもよりますが、新生姜の甘酢漬けは薄いほうが食感も軽いですし、生姜の辛味も軽くなるので薄くスライスした方がいいと思います。もし歯ごたえのある方がお好みならば少し厚めにスライスしてもいいですが、この場合は茹でる時間を少し長めにしてください。

生姜を切る際に、上の赤い部分は少し残しておきましょう。甘酢に漬けたとき、この赤い部分が甘酢に染み出して淡いピンク色にしてくれます。

それから生姜の薄切りをするのはスライサーを使っても問題なくできますが、やっぱりよく切れる包丁を使ってスライスした方が仕上がりは断然上です。

新生姜の甘酢漬け 辛みを抜くには? 辛い場合はどうする?

スライスしたしょうがは、水に晒した後、茹でてから甘酢に漬けます。

水に晒す時間や茹で時間は、レシピによって5分水に晒して1~2分茹でる、30分から1時間水に晒して熱湯にくぐらせる程度、とばらつきがありますが、ここは辛さの好みによって調節しましょう。辛みを抜くのであれば茹で時間や水に晒す時間を長めにします。

辛いのが苦手ならば、1時間くらい水に晒した後、熱湯で3分くらい茹でるくらいがいいと思います。

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辛い方がお好みだとしても、5分程度水に晒してからさっと湯通しはした方が、余分な渋みやえぐみが柔らかくなりますよ。

茹で終わった新生姜はザルに広げて粗熱をとりながら、塩をふりかけて水分を抜きます。粗熱がとれたら、しっかりと水分をしぼって甘酢に漬け込みます。

3時間から半日程度漬け込みめば味が馴染んで出来上がりですが、もし漬け込んだ新生姜がまだ辛いようなら、茹で直してみましょう。

茹で直すには、新生姜を甘酢から取り出してさっと水洗いしてから、1分くらい熱湯で茹で直します。茹でた後はザルに広げて塩をふりかけて粗熱をとりながら水分を抜き、しっかりしぼってから改めて甘酢に漬け直します。漬け直すときの甘酢ですが、今まで漬けてあった甘酢には生姜の辛みが染み込んでしまってますから、新しく甘酢を作り直します。

新生姜の甘酢漬けの効能は?

生姜には身体を温める、血液の流れを良くする働きがあります。
この他、食欲を増進させ、胃の調子を整えたり肝臓を強くしたりする効果もあります。

これは新生姜であっても同じです。

さっぱりとしている新生姜の甘酢漬けは、夏バテで食欲がなくなった時の食欲増進に最適です。

さいごに

新生姜の旬の時期というのは、店頭に一斉に並ぶ初夏だと思われがちです。でも実はこれ、ビニールハウス栽培のもので本当の旬よりも早く出回っているものなのです。本来の露地栽培で作られた新生姜の旬は、実は秋なのです。

でも今は、新生姜と言えば夏のものだと思われていて、実際のところ夏の方が流通量も圧倒的に多くなっています。

もし秋に新生姜を売っているのを見つけたら、実際はこっちが旬な新生姜ですから、ぜひ秋の新生姜で甘酢漬けを作ってみてください。

それから新生姜の切り方で、新生姜の繊維に沿ってではなく、繊維に対して垂直に切るのも食感がサクサクして違った感じを楽しめます。アクセントとして一つくらい横にスライスしたものを混ぜてみるのも面白いのではないでしょうか。

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