手作りしたいチョコレートケーキのNo.1と言えるガトーショコラ。
最近は簡単・お手軽・失敗しないレシピも広まっていますが、きちんとしたレシピでガトーショコラ作りに挑戦している方も多いのではないでしょうか?
ただ、レシピ通りに作っているのだけれども、なぜか側面がへこんでくびれが出来てしまい、失敗かな?と悩んでませんか。
ガトーショコラの側面がへこんでくびれるのは失敗?
ガトーショコラは、パティシエが作っても側面に多少のくびれはできるものです。
焼いた時に膨らんだ空気は、冷やされて縮みます。
ガトーショコラは小麦粉が少ないケーキなので、膨らみを支える力が弱くケーキ自体がしぼんでしまうものなのです。
ですので、適度に縮んだりくびれたりする分には問題ありません。
ただ側面のくぼみが固くなってしまっているのは失敗ですね。
また、均等にくぼみができず歪んでいるようなケースも失敗です。
原因として考えられるのは
- メレンゲの状態が良くなかった
- 焼きが足らない
- 粉の混ぜが不足している
などです。
まずメレンゲですが、キメの細かいメレンゲが作れれば、よく膨らんでしぼみにくくなります。
ツノが立つまでしっかり泡立てましょう。
ガトーショコラの焼き加減はどのくらいがいいのか?
焼いている最中は膨らんでいるのに、オーブンから出したら一気にしぼんでしまう場合、焼き時間が不足しています。
焼き加減は、最大に膨らんだところではなくて、膨らみがちょっと収まってきたタイミングが丁度よいです。
竹ぐしを刺してみて生地がつかなくなったら焼き上がり、とよく言われますが、ガトーショコラの生地は焼きあがってもしっとりとしていて竹ぐしにつくことも多いです。
完全につかなくなってからだと、逆に焼き過ぎになる可能性もありますので気を付けて下さい。
また、焼きあがったガトーショコラを熱いうちに型から外してしまうのも型崩れしやすくなります。
自然に冷めるのを待ってから型を外すようにしましょう。
ガトーショコラをふわふわに仕上げるコツは?
メレンゲと小麦粉の混ぜ方が足らないと焼く際に膨らみが不足します。
メレンゲと小麦粉生地は結構しっかり混ぜる必要があります。
ただし、しっかり混ぜるからといってぐるぐる混ぜてしまうと、ふわふわした食感にならずパンのようにモチモチした感じになってしまいます。
メレンゲと小麦粉生地を混ぜる際は、やさしくさっくり切るようにしながら、しっかりと混ぜます。
まとめ
ガトーショコラは、バレンタインやクリスマスケーキ、誕生日などマスターしておけばオールマイティに使えるケーキです。
特に人に作ったものを差し上げるならば、なんちゃってレシピではなく、きちんとしたケーキのレシピで作ったものをあげたいですよね。